4つの英語スキル

英語を最短距離で話せるようになるためには、まず英語の能力について理解することが大切です。

英語を使いこなすために必要なスキルには、読む聴く書く話すの4つがあります。 これら4つのスキルは、さらにインプットアウトプットの2つに大別されます。

・4つの英語スキル

4つの英語スキル

インプットとアウトプット

外国人とのコミュニケーションでは、まずインプットの部分ができないと、アウトプットを行うことは不可能です。

例えば、街を歩いているときに外国人から道を尋ねられたとしましょう。
"Excuse me, where is the nearest McDonald's?" (一番近いマクドナルドはどこですか?)

あなたがマクドナルドの場所を知っていたとしても、またその場所を英語で説明する能力があったとしても、質問を聞いて理解すること(インプット)ができなければ、答えようがありません。

EメールやLINEなどを使った「文字のコミュニケーション」においても、同じことが言えます。

有望な外国人の取引先から商談のメールを受け取ったときや、素敵な外国人の異性からLINEのメッセージが送られてきた時でも、まず英語で書かれた文章を読んで理解しなければ、返事を書くことができません。

つまり、アウトプット(話す、書く)の能力を活かすための前提として、インプット(聴く、読む)の能力もコミュニケーションでは非常に大切であることが分かります。

日本人の英語学習は「インプット」に偏重

英語のインプット(聴く、読む)は大切な能力です。 しかし、日本の英語教育においては、あまりにもインプットの学習に偏重しているのが問題です。

大学入試のセンター試験やTOEIC試験の内容を見れば、それは一目瞭然です。 試験科目はリーディングとリスニングのみで、作文や会話能力の試験はありません。

これに対して、英検(日本英語検定協会)は4つの能力を養うための指標として、バランスの良い試験構成になっています。 しかし、現状ではほとんどの企業が英検よりもTOEICスコアを採用基準として重視しています。

その結果、「TOEICの点数がよい学生を即戦力として採用したが、ビジネスの場に投入してみると全然使えない…」という声が、採用側から漏れるようになっています。
(参考:一流企業は気づいてる? 学生の「ハリボテ英語力」

TOEICで満点のスコアを取っても、英語を話せるという証明には全くならないのです。 英語力の証明として、筆者が英検1級しか信用していないのも、こういった理由からです。 (読む、書く、聴く、話すという4つの英語スキルがすべて高いレベルになければ、英検1級には合格できません。)

効果的な英語学習とは?

4つの英語スキル(読む、聴く、書く、話す)は独立した能力ではなく、相互に密接な関係があります。

・相互に影響する英語スキル

影響し合う英語スキル

一つの能力を集中的に上げようとしても、すぐに壁にぶつかってしまう理由は、それを補うために必要な他の能力が足りていないからです。

そのため、英語を話せるようになりたいからと言って、ひたすらスピーキングの練習だけを行っても、効果は限定的なものになってしまいます。

実際には、4つの英語スキルをバランスよく伸ばすことで、英語を最短距離で話せるようになることが科学的にも証明されています。

「でも、4つのスキルを同時に伸ばすなんて大変なのでは?」と思われるかもしれません。 実際、○○するだけでOK!といった、お手軽な方法では英語を習得できないのも事実です。

しかし、無駄な努力を避けて、最短距離で英語力を伸ばすための学習法というのは確かに存在します。

このサイトでは、「効率的な3つの学習」によって4つの英語スキルをバランスよく伸ばし、最短距離で英語を話せるようになる方法をご紹介します。