効果的な3つの学習法

4つの英語スキルで述べたように、英語のスキルには大きく分けてインプット(読む、聴く)とアウトプット(書く、話す)の2種類があります。

これらをバランスよく伸ばすことが、英語を短期間で話せるようになるコツです。 では、そのためにはどのような学習が必要なのでしょうか?

筆者は社会人向けの英会話講師を10年ほど務めていたことがあり、様々な英語教材を実際に使いながら、本当に効果のある学習法を探してきました。

ここで紹介する「3つの学習方法」は、実際に多くの受講生の英会話力を短期間で飛躍的に向上させた、実績のある学習ステップです。

(1). 英文読解(インプットの学習)

英文読解と聞くと、「いきなり難しそう…」という印象を持たれるかもしれません。 学生時代の退屈な英語の授業を思い出し、トラウマが蘇るという方も多いと思います。

しかし、当サイトでは誰でも簡単にでき、やればやるほど楽しくなる英文読解の勉強法をご紹介するので、どうかご安心を。

英文読解の目的は、語学力の根幹であるボキャブラリーを向上させることにあります。 英語の文章を読み解きながら、実際に生きた英語の中で単語を覚えることにより、ボキャブラリーと文法を同時に鍛えることができます。

詳しくは、英文読解が効果的な学習法である理由をご参照ください。

(2). 瞬間英作文(アウトプットの学習)

英語を話せるようになるためには、インプットだけでなく、アウトプットも平行して訓練することが重要です。

ここで紹介する「瞬間英作文」は、話す力と書く力を同時に伸ばすことができる、非常に効果的なアウトプット学習です。

瞬間英作文とは、まず基本的な日本語の文章を見て、数秒以内で英語の文章に直して発音するという学習法のことです。 シンプルな学習法ですが、その効果は絶大です。

筆者は英検1級の2次試験対策として、瞬間英作文を重点的に行った結果、スピーチで80点のスコア(60点以上で合格)を取ることができました。 参考:英検1級 二次スコア詳細

英検の2次対策だけでなく、英語で日常会話をスラスラ話せるようになることや文法の習得、さらにはリスニング能力の向上まで、あらゆる英語スキルのアップに効果があるのが瞬間英作文のすごいところです。

瞬間英作文を訓練すると、中学校レベルの単語・文法力でも、それなりに英語を話せるようになります。 そのため、「とにかく、手っ取り早く英語を話せるようになりたい」という人は、集中的に瞬間英作文の学習に取り組むべきです。(最終的には、英語の表現力をアップさせるために、単語・文法力の強化は必要になります。)

瞬間英作文の練習は、自宅でいつでも好きなときに行うことができます。 それでいて、短期留学や英会話スクールに通うよりも、ずっと効率よく会話能力を高めることができます。

英語を話せるようになるためには、外国人とのマンツーマンの会話訓練は必ずしも必要ありません。 これは最終的な目標の一つではありますが、その過程の訓練において同じことを行う必要はないのです。

「瞬間英作文」という学習が、英語を話す能力を効率よく高めてくれます。

瞬間英作文の練習は独学でも行えますが、ネット上のeラーニングを利用すれば、より効果的な学習を行うことができます。

中でもおすすめなのが、YouCanSpeak(ユーキャンスピーク・YCS)というスピーキング習得プログラムです。 これはまさしく、瞬間英作文を効率的に訓練するためのもので、プログラムに沿って練習を続けるだけで英会話力が飛躍的にアップします。

YouCanSpeakは、中学2年程度の英語力から始めることが可能で、最終的には英検1級の2次試験にも対応できる会話力を培うことができます。(筆者も英検の2次対策として、このサービスを使って瞬間英作文の練習を行いました。 )

有料のeラーニングに抵抗があるという方は、まずは無料のお試し版を使ってみることをおすすめします。

(3). 文法学習(インプットの学習)

上記の2つと合わせて学習することで効果を発揮するのが、文法と構文の学習です。 これは「つまらない授業」のランキングで上位に入り、やり方を間違えると途中で挫折してしまう可能性があります。

『どうすれば文法を抵抗感なく、効率的に覚えられるか?』
これについて、筆者は長年に渡って研究を続けてきました。 そのコツとは、「まずは適当にやる」ことです。

最初は(1)の英文読解と(2)の瞬間英作文を重点的に行うことで、文法は流れの中で理解していきます。

(3)の文法学習は、いわば「抜けている文法の補完」という位置づけになります。 より細かい文法規則や、正しい文と間違った文の見分け方などを体系的に学習しておくことで、より正しい英語を話す能力が身につきます。 また正しい文法を覚えることで、TOEICや英検などの試験対策にもなります。

ただ、学習の序盤では文法を完璧に覚えようとする必要はありません。
最初はとにかく多くの英文を読んで単語を覚えること(=英文読解)、そしてたくさん英語を話すこと(=瞬間英作文)に時間を費やしたほうが、短期間で英語力がアップします。

文法の学習方法については、文法・構文の学習をご参照ください。