英語を「誰から」教わるべきか?

英語の学習方法によって、短期間でペラペラに話せるようになる人もいれば、どれだけ勉強しても話せるようにならない人もいます。

では、どのような学習をすれば短期間で英語を話せるようになるのでしょうか?

ここでは、参考にしない方が良い情報について考えてみたいと思います。

(1). 英語を話せない人


当たり前かもしれませんが、英語を話せない人の言うとおりに勉強しても、英語を話せるようにはなりません。

しかし、日本の英語教育では、このようなことが日常的に行われています。 文部省のデータによると、高校の英語教員で英検準一級レベルの資格を持っているのは半分未満となっています。 英検準一級未満というのは、日常会話もほとんど話せないレベルです。

高校までの英語教育は、英語を話せない教諭が「受験のための英語」を教えているに過ぎません。 英語の授業をまじめに受けても、一向に英語を話せるようにならないのは当然の結果だと思います。

(2). ネット上の「自称 英語ができる人」


インターネット上にはたくさんの英語学習サイトがあり、公開されている手法も様々です。

サイトの運営者が英語を話せる人であれば問題ありませんが、実際に英語ができるという証拠がない場合は注意が必要です。
英語学習のサイト運営者は、特定の教材を売りたいために記事を書いていることも多いです。

そのようなサイトに騙されないためには、きちんと資格情報を公開しているサイト以外は信用しないことです。 実際にサイトの運営者が英語を話せるかどうかを見極めるには、少なくとも「英検1級の資格情報」を公開していることが一つのポイントになると思います。

TOEICはスピーキングの試験が無いため、たとえTOEICで満点のスコアを持っていたとしても英語を話せるとはかぎりません。 やはり、高度なスピーキング試験がある「英検1級のカベ」を超えているかどうかが、英語力を判断するポイントになります。

当サイトでは、運営者の資格情報をこちらのページで公開しています。

(3). 科学的根拠のない教材


日本ではたくさんの英語教材が売られているのに、なぜ多くの人が英語を話せるようにならないのでしょうか? その理由は、ほとんどの教材が効果の無いものだからです。

これらの教材に共通するのは、「○○するだけでOK」というキャッチ・コピーです。(ダイエット商品などでもよく見かけますね。)

テレビCMでおなじみの『聞き流すだけで英語を話せるようになる』という教材は、その一例です。

もし、「CDを聞き流すだけ」で言語をマスターできるというのが科学的な事実なら、世界中の学校教育でこの方法が採用されているはずです。

しかし、日本はおろか、世界中のどこを探しても、このような方法を言語学習に取り入れているところはありません。理由は明確。 効果が無いからです。(大人が音を聴くだけで言語を習得できない理由は、リスニングの鍛え方で詳しく解説しています。)

このように、科学的根拠も効果もない教材が大々的に売られているという状況が、日本人を終わりなき英語学習のループに陥れているのです。

(4). 英語のネイティブ・スピーカー


「英語を話せるようになりたかったら、外国人と友達になればいい」というのを良く聞きますが、本当でしょうか?

確かに、リスニングやスピーキングの練習相手として、英語のネイティブ・スピーカーは最適です。 しかし、ネイティブ・スピーカーと接しているだけでは、英語を話せるようにならないことも事実です。

その証拠に、ネイティブ・スピーカーが講師を務める英会話スクールに何年も通っているのに、一向に英語を話せるようにならないという人は多いです。 さらに、海外留学の経験者であっても、英語を全然話せないという人は少なからずいます。

英語を話せるようになるためには、まず話すために必要な「インプット」の積み重ねが必要です。 その結果として、会話という形の「アウトプット」が行えるようになるのです。

ネイティブ・スピーカーとの会話は、この最終的なアウトプットの練習には非常に効果的です。 しかし、その前提となるインプットが無ければ、効果はほとんど得られません。

もし、ネイティブ・スピーカーから英語を教わる場合は、公的な英語教育の資格を有しているかどうかを確認すべきです。 単に母国語の英語を話せるというだけでは、効果的な学習の助けにはなりません。

英語を話せるようになろう!

ここまで、駄目な例ばかりを書いてきました。 「じゃあ、どうすれば英語を話せるようになるの?」と疑問を持たれた方も多いかもしれません。

もしあなたが日本に居ながらにして英語を学ぼうとしているなら、同じ環境でゼロから英語を身につけた人から教えてもらうのが一番ではないでしょうか?

日本で英語を勉強し、きちんとした英会話力を持っている人(英検1級以上の実力)であれば、おかしな勉強法をあなたに伝える可能性は低いと思います。

当サイト「実践英語.com」の運営者も、日本で英語を勉強し、英検1級以上の英語力を身につけた人間の一人です。(資格情報はこちら

決して自慢や見せびらかしではなく、怪しい情報が氾濫する英語学習の分野において、一人でも多くの方に正しい情報を伝えたいとの思いで、資格を公開しています。

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