英語の土台、ボキャブラリーを鍛える

本物の英語力とは、土台がしっかりしている英語力のことです。

■本物の英語力
理想的な英語力

英語を話すための土台となるのが、ボキャブラリー(語彙力)です。 発音や話し方をどれだけ練習しても、語彙力が無ければ表面的な英語にしかなりません。(下図)

■限られた会話力
限られた会話力

英語の土台となる「ボキャブラリー」、そして「文法・構文力」を短期間で同時に鍛えるための学習が、ここで紹介する英文読解です。

英文読解で得られる学習効果

英文読解と聞くと、いきなり難しそう… と思われる方も多いかも知れません。 そこで、「そもそも、英語学習とは何だろう?」という所から理解する必要があります。

英語は、数学や物理などとは異なり、「1つ1つを確実に押えていかなければ理解できない」というものではありません。 英語は、まず全体像をつかむことから始めたほうが、無駄なく短期間で習得できます。

英語の習得は歌を覚えることに似ています。 メロディー、リズムなどの全体像をつかんでから、部分的な練習を積み重ねることで上手くなっていくのです。

Point! 英語は全体から習得していく
全体から部分へ

一般的に、学校教育や英会話スクールなどで教わる英語は、“部分”のみをひたすら勉強するというものです。 細かい文法の規則、正しいスペル、日常会話の丸暗記などは、その典型といえます。

しかし、全体として良く分かっていない状態で、部分のみを勉強しようとすることは、苦痛以外の何物でもありません。 どんな曲か分からない歌の、「歌詞だけを暗記しましょう」と言われたら、あなたはどう思うでしょうか? きっと、覚えようという気は起こらず、いつまでたっても歌が上達しないことにイライラすると思います。

一方、初めに曲全体を何度か聞くことができれば、比較にならないくらい上達のスピードが上がります。 部分的なメロディー、リズム、歌詞などをよりスムーズに覚えることができ、あらためて覚えようとしなくても、すでに覚えている部分もあることでしょう。

英語学習でも、最初は多くの英文に触れ、全体としての意味をとらえる学習(=英文読解)から始めるのが、一番効率の良い学習法です。 いきなり部分的な知識や規則を覚えようとすると、英語力はほとんど向上せず、学習にも身が入りません。

最初は英文読解を重点的に行うことで、単語力、熟語力、そして文法力など、英語のベースとなるあらゆる知識を短期間で高めることができます。

「いきなり英文読解なんて難しそう・・」と心配しなくても大丈夫です。 誰でも簡単に続けることができ、効果を実感しやすい学習方法を詳しくご紹介します。

英文読解を通して英語の全体的な知識を習得していく方法は、学校の授業のように個々の文法規則や単語から学習していく方法と比べて、遥かに効率的で楽しい学習方法です。(下図)

■学習時間と英語力の関係
学習時間と英語力の関係


では実際に英文読解の学習を進める方法について、次ページ以降で詳しく解説したいと思います。